幸導丸にてタチウオジギング2019年11月29日

2019年12月5日タチウオジギング

数釣り本番突入の富山湾のタチウオジギング

毎年、富山のタチウオジギングは、梅雨と晩秋から冬にかけての2回シーズンがあります。特にこの時期(晩秋~冬)の富山湾のタチウオは脂ものっているし、数釣りも期待できるので非常に大好きな季節です。

船長からは、餌は釣れるけどジグは頑張って10本くらいだよとネガティブトークを頂いていたのでどうなることかと思いましたが・・・。今年の梅雨の富山タチウオジギングからどう変わったのか?

名古屋から富山県新湊港へ

今回の出船時間は、前日の余韻があり朝方風が非常に強く残るとのことで朝8時となりました。久しぶりの平日釣行なので余裕をもって名古屋で4時集合し出発となりました。通常であれば3時間半あればというところですが、東海北陸道は片側一車線となるところでトラックにつかまると延々と遅延してしまうので、あくまでも保険となります。

本当に久しぶりのタチウオジギングだったので、戦略的なジグの増強や先輩からの指摘によるラインナップの変更もあり、テストも兼ねているため、その内容を先輩と話ししながら向かうことで、あっという間に現地に着きました。

神通川からジギング開始

今回は乗り合い8名での出船ですが、予約が1番だったので好きな場所をとることができました。幸導丸はポイント(群れ)に対して右舷ミヨシから入れる癖があるように感じるので、右舷のミヨシを陣取りました。

前回先輩が行った時には庄川で終日やっていたとのことですが、今回は神通川に直行で約30分の移動です。

幸導丸と立山

富山湾(神通川)の状況

今回の釣行は事前に先輩からリアバランスジグの有効性について情報を入手しておりました。そのため、まずはフォルテン150gのピンクで探りを入れ始めました。

以前風が強い状況での釣行で非常にバイトを誘発したジグです。実際には愛知県にはほとんどおいている所がなく入手は通販などを駆使しております。ただ、本当にシンプルなジグですがよくできたジグだと思います。

アクションとしては、ロッドのみで操作しリールは1/4回転~1/2回転づつでリズムを刻む、たとえて言うとジグを電車の荷物棚に優しく乗せるような・・・・。語彙力の無さを痛感します。タックルとしてはSSR633にオシアジガー1500HGで行っておりました。リアバランスのジグが同程度の他のジグよりもロッド負荷がかかることを想定しております。

ピンクの後はオレンジでも釣れております。フォルテンへのあたりはジグをふわっとリアを浮かせたあとのフォール(おそらくテールから落ちてる)中に突き上げるような当たり(もしくはラインの停止)があります。そしてきれいにテールのトレブル(自作)に食ってきております。

このジグで10連続キャッチを含む連発をかましておりました。びっくりするくらいテールのトレブルをちゃんと食べております。
F先輩が横で連荘を繰り返していたので、羨ましくて頑張りました。

また以前はヴァンフックのタチウオ用トレブル(サーベルフッカー)を利用しておりましたが、クアトロフックは口の中に2本入ってしまった際のバレ率が高くなっていると感じます。実際何本も指4以上をボート際でロストしました。そのため今回鮎掛針で自作のトレブルを作成しております。これが50本程度釣っても壊れない!強度テストも完璧です!!

タチウオ ヒラジグラ

ある程度釣れてくると、心の余裕ができたので、いろいろなジグを試しました。特に試したのがヒラジグラの自作カラー(といってもマッキーのピンクで塗っただけ・・・)。これでもヒットしてきました。ただ、使い方は下げ重視の使い方でいつものリアクションバイトは誘えませんでした。
最近、紫とか黒に対しての反応が微妙になりつつあるような気がしていたので、今年はピンク押しでいっております。

最終的に今回利用したジグは、フォルテン150g、バイラバイラ160g、ヒラジグラ150gなど。富山のタチウオジギングでは150gをベースにあると釣りが成立するようです。

たっぷり釣り切ったあと、満足気に釣り談義をする先輩達!これらの時間も楽しい時間ですね!
マニアックなアクションやジグ選定の話をしていましたよ!

富山タチウオジギングの釣果(幸導丸にて)

先輩と私の2人分の釣果がこれです。最終的にはクーラーの蓋でタチウオに跡が付いてしまうほど入っています。実際には110本の釣果がありました。

タチウオはたくさん釣っても、刺身、ユッケ、塩焼き、煮付け、干物とたくさんの美味しく頂ける方法があります。今回は、いつも通りのタチウオのみりん干しも作りましたが、やはり釣り人の特権刺身は外せません。

鮮度抜群銀ピカです。この後炙りを入れていただきます!

タチウオの天ぷらもたまりません。ちょっと衣を厚めにして揚げて、お塩で頂きます!ふわふわです。

タチウオを餌にする生物とは

今回の釣行でびっくりしたのが、釣れたタチウオにソデイカがバイトすることがあるそうで、それが今回発生しました。タチウオをヒットさせてファイトしているとすぐに重いと感じていいサイズだと思ったらその原因がこれ

一口でバックりのようです。最初はサワラかと思ったら船長からソデイカと言われました。

水深90mでもソデイカいるんですね!ソデイカ狙いの時ならうれしいんでしょうが、せっかくの指4以上のタチウオだったのに・・・