釣り船幸導丸にてタチウオジギング(秘策のフロントアシストは効くのか?)

2018年9月3日タチウオジギング

釣り船幸導丸にてタチウオジギング(秘策のフロントアシストは効くのか?)

 釣り船幸導丸にてタチウオジギングです。久しぶりにタチウオを食べたいという家族の要望と、筆者の「楽しく面白いタチウオジギングを楽しみたい!」が一致しため先日行ってまいりました。朝3時出船ということで、前日23時に先輩宅に集合出発となった、そこでトラブル発生というか確認漏れ・・・東海北陸道が夜間通行止めに・・・・!!。いかんということであわてて北陸道でいざ富山へ行ってまいりました。

 当日の天気は、東海地方は雨でしたが、富山は曇り、前日の猛暑を忘れたかのような涼しさ!快適でございます。船長が3時にきて出船です。

日没の間の状況

 日没の間は、非常に浅い0メートルから40メートルを攻めてと船長から指示が!!しかし表層でも見てわかるように小魚の大群が・・・つまりは、タチウオはこの小魚を捕食している模様、ジグでの反応が非常に鈍い・・・。餌釣りのお客さんもスルメイカやアジを釣ってしまうなど、小型のフィッシュイーターが集まっている状況、これはやばいかもなぁとふと後ろを振り返ると

朝焼けの富山湾

すごく素敵な朝焼け!!久しぶりに真っ赤な朝焼けを見ました。(ほぼ肉眼で見たのと同じような色合いです)

このころから、タチウオの活性がジグに対してよくなってきました。

早朝の時間帯の状況

 この時間帯は、水深30~60メートル前後を攻めている状態、メタルフォーカスでゆっくり水圧を感じるようにリフトフォールすると止めるような当たりがあり、数本を追加。色はシルバーゼブラが一番当たってました。(このシルバーゼブラで当たりがなぜ出たのかをもっと早く認識すべきでした)

ただ数は伸びません、ひたすら我慢の拾い釣りです、先輩もかなりセンシティブなしゃくりをして釣果を少しづつ伸ばしている状況

5時頃から8時頃の状況

 この時間になると、水深は80~110メートルに一気に下がります、ポイントも大きく変え違う河川の河口沖へ移動となりました。ここでは、先輩が鏡牙セミロングを筆者はヒラジグラをしゃくっていましたが、明らかに先輩の鏡牙セミロングの方がヒット率が高い!!ここはブームに乗るべきと考え、筆者も鏡牙セミロング200g赤金に変更し、大きくしゃくり、ぎりぎりテンションがかかるかどうかのフォールを入れるしゃくりをすると、そのフォールでヒット!!

 

指4本をGETです。先輩ありがとうございます。先輩は160gを使っていたので、リアクションメインとデカタチ狙いで200gにしたのが功を奏しました。また前回いろいろ考えた「マルトの鮎両掛で作ったフロントアシスト」抜群の能力を発揮し、刺さりがよく、ファイト中は抜けず、船に抜きあげるとさっと取れる非常に高パフォーマンスの針であることを認識しました。その後コンスタントに釣果を伸ばし(しかもこのタイミングからアベレージサイズが指3にUP)機嫌よく釣り続けておりましたが、残念ながら途中で鏡牙セミロング200g赤金をロスト・・・。いやなモードに

8時頃から10時頃の状況

 この時間帯になると船長はさらに東に移動し(船団がないところ)水深、90~120mを指示してきた(電話では80mまでですと言っていましたが・・・)。こうなると、鏡牙セミロングがない私に先輩から慈愛のご提案(セミロング160gを貸してしんぜよう!)が発令され、ありがたく使わせていただきましたが、先ほどまでのテンションフォールでは釣れず、完全なフリーフォールしか当たらなくなりました(それでも先輩は釣りまくる)。先輩からの提案もあり、私の心の友ヒラジグラ150gを投入しては?とのことで、まぁそれなりに数は釣っていたので試しにやってみようと投入するとこれが大当たり!

 

面白いようにヒラジグラのワンピッチで釣れます(ワンピッチといっても先輩曰く、小技利かせている狡いしゃくりのようです)。食い上げ・食い止めなどいろいろなパターンでヒットしてきます。またこの時カラーをブルピンレーザーに変更しました。前日の情報から赤金がよいと船長から来ていたものの、当日のメタルフォーカスシルバーゼブラで釣れていたこと、最後のポイントが非常に水がクリアであったこと(河口特融の濁りがほぼない)、途中で釣り上げたタチウオが鰯を吐き出したことでゴールド系よりシルバー系では?と思い今まで一度も富山で使ったことがないブルピンを投入しました。これが正解だったようです。

約10本ほど釣った段階であえなくラインブレイクで殉職されましたが、その中には指4以上もあり(船べりでばらす×2)非常にいい活躍でした、そのあとはオールレーザーシルバーで追加を行い。久しぶりに最初から最後まで飽きることなく釣れ続け、徹夜の眠気を全く感じないほど楽しくジギングができました。

鮎両掛アシストの考察

今回、鮎両掛の秘策フロントアシストを使って感じたことは、
1.ボディへの絡みが全くない
2.針の刺さりが尋常じゃなくよい
3.でもテンションさえあれば懐が非常に深いのでファイト中は外れない
4.タチウオを抜きあげてデッキにのせると、さらっと外れる。

これらは釣りをしている中で非常にストレスなく釣りすることができました。特に今回リアにヴァンフックのクアトロフックを使っていたのですが、タチウオがこのリアフックを口に入れたときに、歯に引っ掛かりちゃんとフッキングしきれておらずばらした指4以上が数本いました。これもおそらくリアフックを鮎両掛針のアシストを使っていれば取れたのではないか?と釣行後に感じました。次回のタチウオ釣行にはフロント・リア共にマルト鮎両掛鉤を使ったシステムで挑もうと思います。

マルトの鮎両掛狐型で作るフロントアシストの作り方はこちら

 

今回のタックル

鏡牙セミロング160・200g用

 ロッド:CBONE SSR632FB
 リール:シマノ オシアコンクエスト300HG
 ライン:ファイヤーラインカラード1号
 リーダー:船ハリス5号
 先糸:ガリス FCアブソーバー12号

ヒラジグラ150g用

 ロッド:ホッツ スロースタイルSSS-63M
 リール:シマノ オシアジガー1000P
 ライン:ジグマン1.5号
 リーダー:船ハリス5号
 先糸:ガリス FCアブソーバー12号

最後に

特にヒラジグラは、私のベーシックであり、ファイナルウエポンであることを再認識しました。ヒラジグラのおすすめはこちら

さぁ、これからタチウオ(持ち帰り分だけで36本)を捌いて、料理しようと思います。