タチウオ用トレブルフックをマルトの鮎両掛で自作する
タチウオ用トレブルフックをマルトの鮎両掛で自作する
動機
今回は、鮎両掛を使ったトレブルフックづくりです。以前にも記事にしたことがありますが、今回は最近自分の中で品質・信頼度急上昇のマルトの鮎両掛の狐型でトレブルフックを作ることにします。
実際過去に作った他社のバージョンではフッキングは非常に良いのですがフックが刺さりきらずファイト中にフックが伸びる事案が結構ありました。今回は「強度・粘り・だから刺さり」が良いマルトの鮎両掛の狐形16号にてトレブルを作ろうかと思います。
おそらく今年の秋には完全デビューさせる予定ですが、触れるようなあたりもヒットに持ち込めるような秘策となると思っております。
必要なもの
針は、マルトの鮎両掛狐形の16号 50本入りで2000円弱(2本で80円)
ダブルクレン10号(写真は撮り間違えました・・・)
熱収収縮チューブ(インザストリーム)
作成方法
まずは、鮎両掛針16号を2本とダブルクレン1つを用意します。
鮎両掛針を重ねて持ちます。
重ねた鮎両掛にダブルクレンを通します(必ず同時に入れてください。)
ここまで通してください。この状態ではトレブル(実際にはクアトロ?)ではないですが、ここで鮎両掛の片方を垂直に捻ると、、、
このように、ちょうど鮎両掛が重なってゆるく固定されます。
この状態では、魚がバイトした時にトレブルが外れてしまうので一応固定します。
おなじみ、インザストリームの熱収縮チューブで固定します。
固定した出来上がりがこのような感じです。
後ろから見るとこんな感じです。非常に刺さりが期待できる出来栄えです!!
セッティング状態の確認をしても非常に良いバランスです。
作成方法2
とはいえ上の作成方法では強度が気になるという方もいると思います。その際には以下の方法はいかがでしょうか?
上記同様にダブルクレンを入れて捻ってトレブルの形にしたら、セキ糸でタイイングします。
タイイングはそれほど緻密にする必要はありません。
そこへ、夜光ブラスタを混ぜて塗りつけます(接着剤の意味とバイトマーカーの意味を含めて)
塗りつけた状態がこのような形です。これで一晩乾燥させます。
一晩換装させた状態がこちら!これにライトを当てて暗くすると!
いい感じのバイトマーカーになります。接着も兼ねているのでお得感満載です。
なかなかトレブルフックを自作する機会はないと思います。筆者もあまり発想としてなかったのですが、先輩がフグのカットウ釣りをしており、その際に鮎掛針のトレブルを使うことを聞きました。やはり、別分野の釣りをされている方の話は非常に面白いです。
また、釣具屋の別のカテゴリエリアを散策しようと思います!!
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