金沢に旅行へ行ったなら絶対お勧めな居酒屋は「いたる」で決まりな件

2020年1月15日外食レポート

金沢に旅行へ行ったなら絶対お勧めな居酒屋は「いたる」で決まりな件

「金沢に旅行へ行ったなら絶対行きたい居酒屋は「いたる」で決まりな件」 としましたが、今回金沢に家族旅行に行きましたので記事にしました。前回行ったときにそのクオリティに感動した居酒屋「いたる」さんですが今回は「本店」に伺いました。

いたる本店

こちらは、「いたる本店」さんです。予約をさせていただき、5時45分に伺いましたが、もう店内でも外でも待っている状態でした。こちらに行く際には必ず予約が必要のようです。実際私が入店した後にフリーできたお客さんは2時間待ちを宣言されていました。

必ず予約しよう

前述でも書きましたが、こちらは大人気店となっております。以前行った際には「いたる本店」ではなく「のど黒めし本舗 いたる」に伺ったのですが、その際には全く意識せずフリーで行ってしまいました。その際にも2時間待ちを宣言されてしまいましたが、どうしても行ってみたかったため、子供をなだめすかしながら待って入店し、その絶品料理にみんな満足した経緯があります。

今回伺ったのは「いたる本店」は大人気店舗となりますので、予約といっても1週間前でも遅いようです。そして17:30からお店がやっていますので、開店1番を狙って予約するのが安全かと思います。

まずは突き出し

正直、通常の居酒屋の突き出しは筆者は不要だと思います。場所代的な意味もある突き出しは下手な居酒屋は出来合いだったり、手抜き品だったりで数百円取られてしまいますが、「いたる」の突き出しは納得のクオリティーです。今回は、バイガイの煮つけでしたが、臭みもなく非常に美味しくいただけました。この突き出しのクオリティーだけでもお店の本気度を感じられ、そして期待度が上がっていきます。

小おけを頼もう

筆者は多数の意見に同調するのはあまり好きではないのですが、ググってみると「いたるにいったらおけを頼め」というのが定説のようです。そのクオリティーが楽しめるのと旬の魚が味わえるとのことです。そこらへんの居酒屋は常にマグロやブリやタイなどが多いですが、旬ってわかっているのかなぁと疑問に思います、お客さんが「おけ」を頼むのは焼き鳥屋で「串盛り」を頼むのとちょっと違っていて、お店の目利きをお客に示す必要があると思います。

めんどくさい感じのことを書きましたが、いたるのおけはちゃんと考えていると思います。

この時期にとれる魚でしっかりおけを作ってくれます。今回は、ブリ・真鯛の炙り・甘エビ・カジキマグロ・水ダコでした。刺身の角がしっかり立っているいい仕事をされている刺身と都市部でたべるような甘ったるい甘エビではなくさっと甘みが引く上品な甘エビに舌鼓を打ちました!

いたるに行ったら絶対「おけ」を頼めという他の方のレビューに偽りなしでした!!

サバの浅じめ は店の心意気

正直、筆者としては魚に当たる(腐っていてという意味ではなく)のは、自己責任だと思っているのですが、最近は違うようです(ネットって怖いですね・・・)。そんな中でサバの浅じめを出すのは勇気がいるというかちゃんと仕事をしていなければ出せないと思います。メニューに「サバの浅じめ」があるのを見た筆者は心躍りました。

でも頼んで来てみないと「浅」がどれくらいなのかがわかりません。今回のオーダーは筆者に一任されていたので、思い切って頼んでみたところ

お!皮が白くなっていない(酢でしめている時間が短い!!)

見てください、この身の艶やかさ!!酢の酸味は全く感じません!ほとんど刺身です。こういう鯖はなかなか食べれません。上品な脂がのっていて甘く、大正解の注文となりました。

煮物はどうだ?

そうなると刺身(生)は何を頼んでも問題ないと確信!では、煮物はどうかと考えるのが普通の流れになると思います。ここは王道「がんどのアラ煮」を頼むことに!結構普通にどこにでもありますが、ちゃんと処理したアラで炊かないと臭みが出て不味くなります。またこの手の料理は出来合い仕入れという選択が取りやすいものですが、さぁどうでしょう!!

頼んですぐきました。そして冷たい!これはいいやつだと直感しました。(奥さんは冷たいと最初けげんな表情をしていましたが・・・)基本煮つけは煮立ては味が染みていませんので、一度冷やすのが大切です。ここのお店は、前日仕込みかもしくは朝から開店までの仕込みでちゃんと作っていることが感じられます。お客さんに美味しい状態で提供することを意識しているのでしょう!!

こうなったら、何を頼んでも大丈夫

アラ汁は、おそらくちゃんとアラでだしを取ったうえで、アラを焼いた身ををさらにオンして香ばしさをプラスしており、非常に美味しくいただけました。

かれいの唐揚げは、子供たちが、美味しいと言って骨まで食べきりました!

大葉鰯のなめろうは、頼んで一口舐めた瞬間に、店員さんに「ご飯ください!」と言ってしまったくらい濃厚かつまろやかな味!アツアツご飯にのせてうっとりと食べておりました。

やっぱり日本海にいったら、のどぐろ

やっぱり日本海側にきたらのどぐろ食べたいと思うのは心情だと思います。でも実際には日本海ののどぐろは太平洋とは違い、大きくなりにくいのか高価になることが多いです。特にサイズが500gを超えると急激に高くなります。

「いたる」の「のどぐろ」はメニュー表に「じ」と書いてあります。つまり「時価」・・・・、ちょっと怖いけど折角来たのだから頼んでしまえ!そして子供達にも食べてもらいたいので焼きで頼んでしまいました。

見てください、こののどぐろ。正直家でこんなに綺麗に焼けません!。身が柔らかくそして脂がのったのどぐろは家庭で焼くと途中で身が折れてしまうのですが、さすがです。身の崩れは一切なく、皮目も美味しく頂ける絶妙な焼き加減で出して頂けました!

子供達は気に入ったらしく、ほとんどが子供達が食べてしまいましたが、筆者も一口頂いたところ、脂の甘さと絶妙な塩加減かつ焼き加減で日本酒が進む進む!身がなくなっても頭をしゃぶって日本酒を頂きました。

結果、金沢に行ったら「いたる」に行けば間違いない!

正直、居酒屋の形式をとっているだけで、割烹で出るような料理のクオリティーだと思います。近くのそのようなお店に行くと、一人15000円はかかると思いますが、今回大人2人と子供2人で15500円でした!

値段だけ見ると高いと感じると思いますが、そのクオリティーと満足度を考えると非常に満足しました!

次回金沢に行く時にも是非行きたいお店となりました!!

あぁ、美味しかった!また行きたい!!!!