福井県茱崎港 まるいち タイラバ釣行（2021/04）
きっかけ
奥さんが鯛めしを食べたいといって数カ月、念願を叶えるべくという理由でタイラバ挑戦してきました。
昔々、タイラバを知ったころは鉛に直結のほぼ漁師が使っていたであろう野暮ったいタイラバが多かったし、釣りとしては洗練されていなかったし、システマチックではなかったような気がします。
ところが最近、特に大手メーカー（ダイワやシマノ）が本腰を入れてきて、タイラバおよびその周辺アイテムが洗練されてきて、それに伴って釣具屋さんのアイテム面積がメタルジグを超えている所も出てきました。
こうなってくると、興味が出てきます。ネットの情報や最近の福井や御前崎のモンスターマダイの情報を見て、ちょっとワクワクしてきておりました。そんな折の奥様の鯛めし食べたい発言！！
これ幸いと釣行に行くことになりました。
いざ茱崎 まるいち へ
朝、港に集まると我々含め6名のお客さんが！片舷のドテラなのでMAXの人数でしょうか？
ここは、事前精算方式なのでドタバタした状態で支払いをしなくてもよいので非常に良いと思います。ほかのところもそうすればいいのにと思います。また氷の配給もあります。小粒のクラッシュ氷なので魚に傷が付きにくく冷やしやすいのでそれも好感度UPです。
さぁ、出船です。朝焼けの中、ドキドキのタイラバ体験です。
出船して15分程度でポイントに到着。船長から指示が出ます「水深75m！タイラバは120gでいいぞ！」
そして筆者は思う。「まともなタイラバって、100gのタングステン3個、150gの鉛1個、200gの鉛1個しかない・・・やべぇ、怒られるかも・・・」となっていました。
まぁタングステンなら20gくらいの問題は解決できるかと勝手に判断、100gのベイラバーフリーTG（紅牙レッド）で開始いたしました。
開始して、早々ドラグを引き出す強い当たり！これはタイラバ楽勝か？とほくそ笑みながらファイトしていたが、途中でプツッという感触と共にばれてしまいました。これは幸先悪いかも・・・残念
と思い、回収すると、なんとアシスト（シーハンター8号）を切られている。マダイではないことは理解できたので安心はしたが、ネクタイもスパッと切ってシーハンターまで切る魚ってなんだ？と思っているとF氏がヒット！
F氏が重いだけで引かんといって上がってきたのは
フグです。河豚です。ふぐなんです！！これを見た瞬間に、間違いない筆者のもこれだったんだと理解しました。しかしデカい・・・・・。河豚狙いで釣りに来ていればナイスサイズですが、怖いので船長に贈呈しておりました。
その後、F氏はフグ（チャッキー・バルボア）を追加しました。
でもいかんせん潮が乏しく船が流れないなぁと悩んでいましたが、6時頃から風が吹き始め船が流され始めました。
紅牙ベイラバーフリーTG100gでは底どりがぼやけてきたので、150gの鉛に変更し、投入してすぐに反応が！
着底後巻き始めたとたんに、コツコツコツっとあたりが入り、それを見ていた船長が、あたりか？あたりならそのまま巻いてドラグをだして、走り出したら合わせろ！との指示。
タイラバ初心者の筆者は真摯に船長の指示通り対応し、ファイト開始！ラインが0.8号リーダが4号であるのを気にして慎重にファイトして時間が掛りましたが、釣り上げることができました！
尾叉長65cmのマダイをGETです！いやぁ、タイラバ楽しいかもしれないです。
ヒットタイラバは、ベイラバーフリーα 150gの紅牙グリーンに中井チューンのグリーン系のネクタイでした。
そしてこの時合を逃さないのがF工房氏、すぐ続いてヒットです。F工房氏も多分に漏れず船長からファイトの指示！ドラグは緩めておいて、指ドラグでポンピングしてあげないとダメだ！という基本ジギングでポンピングしないF工房氏には、厳しい要求に対し アジャストし対応しております。
最近はほとんどしていないポンピングを必死に行うF工房氏！！
釣り上げてみれば、美人さんのマダイでした！！やはりマダイはこのピンクの魚体とアイシャドーですよ！！羨ましい・・・。ご満悦の表情です。
時合は短く・・・
さっここから！と気合を入れなおしましたが、ここで時合終了、突如アタリがなくなりました。
どんなに流しても、色を変えても、ネクタイ変えても無反応・・・。海毛虫も効果なし
ただ巻くだけという苦痛の時間が流れていきます。
ということで、今回の釣果はこれだけ・・・。
今回のタックル
ロッド：HISHIMO SOLDUM SOMB63XUL
リール：オシアコンクエスト301PG
このタックル、フルソリッドのロッドで細くしなやかで、でもバットにトルクがあるので鯛を寄せれる
非常によいロッドだと思います。ジギングのために買いましたが、今後タイラバでも使いたいと思います。