見島ジギング釣行(移動日から初日)09/27~09/30
決起集会
突如思い立った筆者は、9月の半ばに先輩である、F橋氏とF田氏に愛知県某所の昭和食堂に集まってもらいあらたまって、筆者の想いを伝えた・・・
そう、筆者は見島に行きたい。見島に行って美味しい根魚が釣りたい。結婚して子供ができて遠征釣行は控えてきたが、もうそろそろお願いしたら行けるのではないか?と思い、妻に渾身の願いを伝えたところOKがでた!となると、あとはメンバーだ!。
是非、F橋氏・F田氏と行きたい!と伝えたところ、あっさりOK。お二方も最近遠征をいっていない(おそらく筆者に合わせていただいていたのでは?)ということで、二つ返事のOK!!ありがたいことです。
ということで、決行日は、9月末。目的地は見島。船は以前お世話になっていた大竜丸の長田船長!宿は、弁天荘・・・・と思ったら廃業されていたので、慌てて赤崎旅館を押さえました。
長田船長は、5年ぶりくらいに電話をしたので、だれから電話が掛かってきたのか不信な感じでしたが、愛知の筆者です!と伝えたところ船長の中で筆者が繋がりました!
この船に乗るんです!。見島の漁師さんに連れて行ってもらえる時点で、もう天気以外の心配は不要です。わくわくで出発日を迎えました。
さあ見島へ
大治周辺で金曜日の夜9時にアラフィフの3人が集合し、1台の車にクーラー2個、ロッド10数本、その他着換えなどをつみこみ、まずは山口県萩市のジョイフルを目指します。
走行距離は、650km!その間F田氏が命を削りながら運転をしていただきました。特に東海圏から山口を目指す時の、広島と岡山の長さには閉口します。絶対静岡横断するより苦痛ですって!
そんな岡山・広島の苦難を超えた筆者は山口に入ったあたりから言動がおかしくなり、F田氏に落ちてよいとお慈悲を頂き、落ちてしまいました。
約650キロの自動車の旅の到着地点は萩市!PM9時に出た我々は翌朝5時前に萩に到着し、いつもの?ジョイフルにて朝食という名の徹夜飯を頂きます。
懐かしのジョイフルです。24時間やっているファミレスは釣り人のオアシスです。
毎回の定番、豚汁朝食を頂きます。赤味噌文化で育った筆者であっても、ここまで来ていただく白味噌の豚汁は五臓六腑に染み渡ります。
萩港から見島本村へ
朝7時からしか受け付けがあかないので、それまで車中で仮眠していた我々は、雨の音となぜか当日開催されることになっていた相島の芋掘りの方々の喧騒で目を覚ましたので、早いですがチケットを購入しにまいりました。萩~見島(本村)は片道1時間10分で1940円です。最近「おにようず」がお役御免となり、「ゆりあ」が就任したそうです。そのため前よりも時間短縮となっております。また写真を撮り忘れましたが、釣具は船内持ち込みできないので預け荷物でコンテナに積みます。1コンテナ880円(往復)です。宅急便より格安です。
我々が乗船する前に、相島に行く定期船と
はぎおおしまが入港しておりましたが、各々出航していきます。
今か今かと待合所で待っていると、初対面「ゆりあ」の登場です。
先にいた2隻より圧倒的にでかいし、きれいです。これだけでもわくわく感がたまりませんが、我々はさっさと乗船して船底の部屋で寝る場所を確保し、徹夜の移動で失った体力を少しでも補充する必要があります。さっと寝るぞと思いましたが、あまりに綺麗だったのでちょっと写真を
いや、マジできれいだし、タラップにも屋根があるし。見島への移動も快適になったものです。
見島到着
見島に到着すると、定期船の横に見慣れた船が停まっています。そうお願いしていた「大竜丸」です。
慣れ親しんだ船ですので勝手はわかっております。船長に挨拶と手土産を渡し、世間話をしながらすぐにタックル準備です。
みんな思い想いの準備をしておりますが、ここで今回の釣行での予想外。晴れてるんです、劇晴れです。前の「ゆりあ」の写真を見返してもらえるとわかりますが、萩はどちゃ降りの雨でした。それなのに、ピーカンの晴れ、そしてF田氏からのカミングアウト「変更グラス忘れた」が発動された上にどちらかといえば寒くなる予定であったために、ハーフパンツもギョサンもない非常事態となっておりました。
この時点の空を見てもらってもわかりますが、夏です。真夏です。筆者も雨具を着てデッキブーツを履いていますがめちゃ暑いです。なんですかね?9月の末だっていうのに・・・
初日の見島ジギング開始
船長には事前に話をしていましたが、今思うとスレ違いがあったような気がします。
筆者「青物はあまり興味がない、根魚をやりたい」
船長「最近青物は調子悪いね!島回りで根魚をするね!」
筆者「是非島回りで根魚メインでお願いします。ポイントは任せます」
そう、最後のポイントは任せますが誤解を招いていたようです。船長は我々が青物(ヒラマサ)狙いと思い込み(実際過去はヒラマサ狙いできていました)。少しでもヒラマサが釣れるポイントを最初選んだようです。おかげで、1投目から青物乱舞!(こちらとしては想定外ですが、引きが楽しい!)
こんなサイズが無限に釣れるのではというような勢いでジグを食ってきます。
再度、船長に根魚メインでというか、根魚にしか興味がないと明確に伝えたところ、誤解が解けてポイント移動。
筆者はお試しで変わったジグで釣っていますが、他の2名はマシーンのように、ジグでもインチクでも数を伸ばしていきます。ただ、船長がタモ入れ→船生簀(カンコウ)の中に入れていってしまうため、全く写真が撮れません。船長のサービスに感謝しつつも、アコウやヒラメなどの高級魚の写真が撮れないのはつらいなぁと思っていると、筆者に突然の暴力的なバイト
ん?この魚は・・・・・、はっ!!クエ(九絵)じゃあぁぁぁぁぁぁ!!テンションぶちあがったので、たくさん写真を撮ってもらいました。
7月に輪島でアラを釣ってテンション上がりましたが、地方名でもう一つのアラを釣ることができて幸せです。
人生初のクエにテンションがあがり、こんないい釣果に恵まれることもあるんだなぁと思っていると、F橋氏のロッドが締めこまれる。ヒラマサのような突っ込みをいなしています。
いなした後に上がってきたのは、なんと
釣行2本目のクエです。これにはいろいろな魚種を釣っているF橋氏にも笑みがこぼれます。
こうなると、3本目を期待してしまうので狙っているとキタ!!けど全く引かないなんだろうと上げてくると「イラ?!」まぁ落ちがよろしいようで・・・。PM5時に漁港が閉まるとのことでストップフィッシングとなりました。
赤崎旅館で晩御飯
徹夜の移動と一日釣りをしたことで、栄養を求めている我々は、初めて泊まる旅館の食事が気になるところ。見島といえばウニ飯と様々な魚介!期待以上の食事でした。
最初のお膳の内容です。刺身の鮮度にわくわくします。
刺身は、おそらく左から、ヒラマサのハラミ、ホタテ、カツオ、真鯛かと思います。特にカツオは血なまぐささは一切なく脂ノリノリで超美味しかったです。旅館の大将がマグロとカツオの漁をするそうで、それで鮮度がよいのでしょう!
見島恒例のウニ飯です。載せるのではなく炊き込むのが見島流!激うまです。
多分根魚(多分ハタ系)の吸い物。これはちょっと魚臭さがありましたが、そこらへんのスーパーなんかで売っている魚より美味しかったです。
何気に、煮物が美味しく炊けていて満足です。かぼちゃはゴリっとしないぐちゃっとしない理想的な炊き方となっておりました。
食事をPM6時から食べた我々は、翌日のタックルチェックを行い、PM8時頃には夢の中へ、明日に続きます。