アブラボウズを西京焼きで食してみたら、想像以上に美味しかった件
入手経路
アブラボウズは正直普通には買えません。筆者は、お世話になっているインザストリームの川嶌店長からおすそ分けをいただきました。
この釣行記事は「712mからの贈り物。アブラボウズジギング」で載っておりますが、釣り人にとって数年前は未知の領域・未知の魚でしたが、1日で数本上がるなどかなり現実味を帯びたジギングになりつつあるようです。筆者も来年あたりご一緒したいと思っております。
西京漬けに必要な具材
アブラボウズの切り身
西京みそ 500g
料理酒 大さじ2.5杯
みりん 大さじ2.5杯
砂糖 小さじ2.5杯
西京漬けの作り方
調味料の配合・混ぜ合わせ
アブラボウズを適度なサイズに切り分けます。
やはり西京焼には西京みそですね。ちなみにほかの赤みそとかミックスに比べて白みそは塩分控えめなのでほかの味噌で作る場合にはご注意ください。(かなりしょっぱくなってしまいます)
今回は一袋(500g)使用しました!!
料理酒はいいやつがあればいいですが、結局焼くのであまり気にしなくてもよいかもです。
こちらを大さじ2.5杯!
みりんはこだわりたかったですが、ないので普通のみりん!!
こちらも大さじ2.5杯
最後は砂糖
こちらは小さじ2.5杯
ボールに入れて混ぜ合わせます。
最初はなかなか味噌が混ざり切りません。
こんなドロドロで大丈夫か?と思ってもそのまま頑張って混ぜてください。
すると
こんな感じでねっとりとした味噌床が出来上がります。
こちらを冷蔵庫でいったん冷やしておいてください。
アブラボウズの下処理
大したことはしません、一応塩を振って、余分な水分を出してしまいます。
30~1時間おいて染み出てきた水分をキッチンペーパーでふき取ってください。
漬け込み方法
先ほど冷やしておいた味噌床を一すくいいれて、なじませます。
下を平らにしてください(厚さは5mmもあれば十分)
切り身を重ねていったときに味噌が当たらない箇所をなくすためです。
そのあとは、ゴムへらで切り身一つ一つ味噌を塗っていきます。
最終的にはタッパーに入れるので見てくれは気にしなくてよいですが、劣化を防ぐ意味も含めてまんべんなく味噌床を塗ってから重ねてください。
全部入れきるとこのような感じです。このままでは空間が開いていますので、残りの味噌床で隙間を埋めます。
最終的にはこのような形でぴったりタッパーに収まりました。
これで冷蔵庫に1日~5日程漬け込みます。
西京漬けを焼く
西京漬けの味噌床から好みのタイミングで切り身を出します。
1日以上つければ味は染みていると思いますが、そこは好みで!
味噌床は2~3回使えるので、切り身についた味噌は味噌床に戻しておきましょう!
切り身の方は、味噌の風味が染みていますので、味噌は徹底的に落としてください。
そのまま焼くと焦げてしまいますのでご注意を!
徹底的に味噌を拭きました!見てくださいアブラボウズの切り身!!
よく見ると筋がわかります。
こうやって見ると豚トロみたいな脂の刺しですね!
今回は、フライパンでやっていますが、切り身を誤って小さく切ってしまっため、グリルでは焦げのタイミングがつかみにくそうだったのでフライパンです。
もうこうなると、トントロと区別がつきません!触感もサクッとした感じが残るのでとても魚には感じられません。
筋が透明になってきております。脂分の含有率は白身最強ではないでしょうか?
フライパンでやっていましたので、超弱火でかつキッチンペーパーで出てきた脂を拭きながらでしたが、この照りすごいです。
アツアツごはんと共にいただきましたが、ものすごく美味しいです。刺身の時に感じた癖のなさが西京みそとのコラボに一躍かっているようで、かなり香ばしく頂けました。
皮と身の間はこの脂!!!。皮目好きにはたまりません。
〆は!!
ええ、魚を焼いたら恒例の出汁茶漬け!!
今回はアブラボウズのアラはなかったので、アゴで出汁を作って、西京焼きをほぐした身でお茶漬けに!!
脂の多いアブラボウズは、焼くなら、締めとしてこれが一番美味しい食べ方かもです。
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