見島ジギング釣行(2日目)出船
さあ、釣行二日目です。先日の高釣果で気をよくして、疲れているにも関わらずしっかり起きれました。朝食を宿で用意してもらい、港まで10分、朝6時に本村漁港に集合した我々は、今日は用事が入ったという大竜丸の船長からの紹介で、「まさき」船長の船に乗ることになりました。昨日は大竜丸でクエがジギングで初めて釣れたので今日も何かドラマが起きないかと期待が膨らんでおります。
また、この船長は、以前にもお世話にっており、かんこうの底が抜けて大変なイベントを起こしたことがある船なのですが、船長は覚えておられないようでした(頻繁にあることなのでしょうか?)。とはいえ、その時もマハタ・アコウ・ヒラメなど超大漁の釣果で非常に満足した釣行でした。
出船すると、朝日が見えます。沖にある島にはありがちな、島上のみ雲がある状況。見島の真上は雲がありますが、目指す海域には雲がありません、本日も想定外の灼熱地獄となりそうです。
この灼熱地獄を一番想定していなかった、F田氏は、長ズボンの裾をまくり上げ、素足に長靴を履くという現在やれる苦肉の最善の策で挑むようです。
2日目の釣行開始
2日目は、昨日クエをジギングで初めて釣った事も含め多種多数の釣果に恵まれて満足しており心に余裕ができていたので、いろいろな練習を兼ねて始めました。特に午前中は潮が走らなかったのでネチネチと探ってみます。
まずは、ボッコーネのノーマルのピンクでキジハタ(よく考えたら練習と言いながら釣果に恵まれる非常に贅沢な状況です)
あいや~ジグでアカハタ(もはやあいや~ジグだから釣れているのか、見島だから釣れているのかよくわからなくなっております)
トリプルヒットで上がってきたのは、キジハタ・カサゴ・イラというバラエティーに富んだ魚種!しかもマヒしてきていますが、東海エリア近海の海ではかなりナイスサイズばかり!!
そんな中、F橋氏が強烈なバイトを合わせました。なんか今まで釣ったことがないようなファイトです。まさき船長は、俺が操船しているんだから当たり前でしょくらいの感じで余裕のようです。
非常にワクワクしながら、F橋氏のファイトを観戦していると、上がってきたのは
イシダイでした!。ジギングでイシダイが釣れるなんて聞いたことがないので、びっくりです。F橋氏も初めて釣ったそうです。船長からもそれは旨い!とお墨付きがでてお持ち帰り決定です。
F橋氏いわく、根かかりをしたので、それを無理やり外したらバイトしてきたとのことなので、カニか何かと勘違いして喰ってきたのでしょうか?いずれにしても素敵な海域です。
2日目午後 ハプニング第二章(またジギングでクエが!!?)
午後になり、底潮も走り始めた頃、船長がポイントを大きく移動して、人工漁礁の周りを攻め始めました。ここの人工漁礁は7段漁礁らしく、その段があることで、ヒットした魚が漁礁に入り込んでラインブレイクしてしまいます。実は1日目も何度か別の漁礁で残念な結果を出してしまっておりました。
そのため、2日目の漁礁周りは「SSR612RD+オシアジガー2000PG+PE2号+リーダ12号」という今回の釣行で一番ガチンコのタックルで投入しました。(これが一番ガチンコなのか?という突っ込みがあるとは思いますが・・・。)ジグは、信頼のクイックゼロワン(QUICK ZERO-1)の230g(カラーはピンクゴールド)です。
ポイントについて、第一投目に漁礁の上で強烈なバイト!
上がってきたのは、40cmはくだらないキジハタ!(この時点では多少大きくても計測するという行為は全く行う余裕がないほど釣れております)しかし、たくさんキジハタ釣ってますが、いつ見ても綺麗な魚ですよね!!
このキジハタが釣れて満足度がかなり上がった筆者は、殺気も欲もなくなった状態で何も考えずに同じクイックゼロワンをシャクリ始めたところ、底から2シャクリ目にドン!!とジグを上から押さえつけるような重い当たりが来ました。
昨日からの経験で漁礁に入られたらマズイということしか意識がなかったため、筆者は強引ファイトをはじめます。底から20mくらいまでは、何度も底に向かって突っ込んだため、型のよいヒラマサが喰ったんだとばかり思い込んでいたところ、水深の半分を過ぎたあたりから、なぜか軽くなり始めました。
筆者は、あっこれはヒラマサではないな。多分マハタの型の良い奴が喰ったんだと判断。気持ちに余裕をもって巻き上げてきて、水中を覗くと、白っぽい魚体にまだら模様
筆者は「・・・・・・・????マハタは白くはないなぁ・・・」「ん~っと、昨日のクエみたいな色だなぁ、まぁ連日釣れるわけないし、白くて斑のある魚って何だろう?」とぼんやり考えていました。
ぼんやり考えていると、船長が「アラじゃ」との声をかけた瞬間我に返り、そうじゃん、クエじゃん!!やってまった!!
クエ!ドーーーーーん!!
今回の釣行2本目のジギングでクエ(九絵・アラ)を釣り上げることができました。ウエイトは5kg~6kgの間くらい、非常に重量感のあるおなかパンパンのクエでした。
正直、いままで一度も釣ったことがないクエを今回の見島ジギング釣行で連日釣ることができて、両船長や見島の海の豊かさに感謝です。
完全に満足した筆者はこの後も無欲のシャクリでマハタを追加してストップフィッシングとなりました。本当に今回はクイックゼロワンのおかげで、このジグで押し通せてよかったです。(このジグで押し通せと叱咤激励してくれた先輩たちに感謝です。)
このマハタは、まるまる太っていてよく引きましたし、実は漁礁に入ったのですが、何とか引き出せた1匹です。
帰港そして、食事
満足した我々は、船長に促されながら今回の釣りを終了し、帰港することに
2日目に釣った魚は船長が締めてくれました。
なんか、サイズ感とかめちゃくちゃですね。これを持って帰るのか!!とも思いましたが、せっかく釣ったおさかな様を美味しく頂くべく、地元の寿司屋さんに連絡をしたのは内緒です。
昨日よりも早く旅館に返った我々は、タックルの洗浄・清掃・メンテをし、お風呂に入り、まったりと食事を頂きました。2日目の晩御飯も豪勢です。刺身は相変わらず新鮮で脂がのっており、レンコ鯛の塩焼きも塩加減が非常にいい塩梅、稲荷も甘すぎず酸っぱすぎず大きいのですがペロッといけまして。
番外編 見島のお祭り
F橋氏がビール片手に見島の散策をしていたところ、祭りに遭遇したそうです。
なかなか細い道に提灯を出しております。
おっと軽トラで神輿が搬送されております。
この神輿を神社の下から急な階段を登るそうですが、急すぎて神輿がいろいろなところで引っ掛かっていたそうです。そして、この祭りを見ていたF橋氏は地元の方に写真を撮っていることを怪しまれ
地元の方「だれじゃ?」
F橋氏「観光客です」
数分後
地元の方「おい、観光客!」
と声を掛けられ、なぜか紅白餅を頂いたそうです。親切なのかな?
まぁ小さな島で祭りをビール片手に持って写真撮っている人って目立ちますね!!
最終日、見島から自宅へ
朝の7時に本村のフェリー乗り場に来たところ、まだまだ人がいませんので、まずはタックルなど預け荷物をして、島を散策です。
最初に来た時に定期船の船名がおにようずなのはなぜか気になっていましたが、見島で行われているタコが鬼ヨーズというそうで、赤崎旅館にも飾ってありました。
見島で有名な見島牛!放牧していると聞いていますが、お会いしたことがないです。
お土産屋さんは、この時間は?月曜日は?かわかりませんが、お休みでした。
港の感じ!思ったより小さな船でマグロなどの料をやっているようです。
フェリーに荷物を入れる際に使う可動式のスロープ!車いすの方はこちらから乗るようです。
望旅丸は、赤崎旅館の大将の船だそうです。これでマグロやカツオをとるそうで、あの松方弘樹さんを乗せていた船長さんの一人だそうです。もう一人は吉村船長でこの方も以前お世話になった方です。
港の周りを歩いていると、朝顔?のような花が咲き乱れておりました。植物には疎いので種類はわかりませんが、きれいでしたよ
そして、金毘羅があったのでもしやと思いましたが、この島でも八十八カ所巡りができるようです。
最後に
今回釣行に同行してくれた、F橋氏、F田氏には私都合の日程にも関わらず同行していただき感謝です。また、お世話になった長田船長、まさき船長のおかげでクエという今まで釣ったことがない魚種を釣ることができました。合わせて感謝するとともに、また来年行くぞ!と気合が入っております。
過去の見島釣行記
2010年4月見島釣行初日
2010年4月見島釣行2日目
2010年4月見島釣行最終日
2010年4月見島釣行番外編
2010年10月見島釣行初日
2010年10月見島釣行2日目
2011年10月見島釣行初日
2011年10月見島釣行2日目
2011年10月見島釣行3日目
2012年10月見島釣行初日
2012年10月見島釣行2日目
今回のタックル
CBONE SSR631FB + オシアコンクエスト
CBONE SSR632FB + オシアコンクエスト
CBONE SSR633FB + オシアジガー1500HG
CBONE SSR612RD + オシアジガー2000PG
ホッツ スロースタイル63ML + オシアジガー1000P