エビスダイとは
エビスダイ(恵比寿鯛)は、見た目がこんな感じなので
なかなか食べるのはちょっとどうなのかなぁと思っておりましたが、ググってみると美味しい魚です(捌くのがめんどくさいけど)との記載があり、興味を持っておりました。
そもそも何に近い魚なんだろうと調べてみると
学名:Ostichthys japonicus キンメダイ目イットウダイ科アカマツカサ亜科 とのこと、ん?キンメダイ目ということは、美味しいのでは!!ということで、前回釣れたエビスダイを食すことにしました。
魚の特徴
なんですか?この鱗!ググった時にも気になっていましたが、かなり頑丈そうな鱗です。
なんか、鱗の先端がギザギザだし、やばそうな雰囲気を醸し出しております。
エビスダイの鱗を一枚ペンチでとってみました。なんでしょう、ヤスリのようなというか、非常にギザギザです。
この鱗を落とす方法はいろいろあるのでしょうが、私は、一枚はがしたところを起点に、鱗落としを鱗と皮の間に入れるように剥がす方法にしました。正直一枚づつ他の魚のように包丁の背で剥がすのは無理かと思います。
頑張って鱗を全部落とした後です(この時点では顔の鱗を忘れていました・・・)。正直初めてにしてはうまくできたのではと思いますが、2尾をこの状態にするのに、30分ほどかかりました。かなり効率悪いです。
かなりやばい
しかも
素手で鱗を処理したところ、どうしても鱗が硬く力がいるため、エビスダイを強くロックするために手がひどいことになりました。エビスダイの鱗はおそらく60cmクラスの真鯛の3~5倍は厚く硬いと思ってください。是非厚手のゴム手袋か軍手をお勧めします。
エビスダイの煮つけ
鱗さえ落としてしまえばあとは通常の魚と同じです。アラと身を分けます。
アラは、いったん熱湯をかけて血合いと臭みと残った鱗を落とします。
あとは、すこし甘目の煮つけにします。煮付けをして食べましたが、かなり美味しい魚です。脂ものっていて甘みもあり、敬遠していたのがウソのような美味しさです。
エビスダイの刺身
もちろんお刺身も頂いております。皮目が美味しいとの情報があったので、炙りにしました。
こちらの刺身を炙ります。
炙るとこの通り!!食べ比べのアマダイものっていますが、アマダイより刺身としては味が濃く・甘いのがエビスダイの特徴かと!!
このエビスダイの皮目から出てくる脂!!もうたまりません。
今後は、釣れたら喜んで持って帰ると思います。できればだれか鱗を落としてもらえると嬉しいですが・・・・